高校生の時、初めて読んだのですが、読み終わった後、マジで鳥肌が立つほどでした。
涙が流れて、心に空洞ができたような感じでした。
痛みと悲しみと、希望のようなもので胸が一杯になってしまいました。ラストの結末は圧巻です。

あらすじです。
流刑地の火星のことを、地球人は放置していたのですが、ある日、植民地にするべく火星に行くと、そこには超能力を持った火星人たちが…。
その後、地球人は火星人を抹殺してしまいます。

火星人の最後の末裔、セイは地球で暮らしています。
白い髪と赤い目を隠し生きているのですが、異星人エルグと心が通じあい、一緒に火星をめざし、そこから激動の運命が…。

本当に、説明は必要ないです。一度読んでみてください。
ＳＦだけど、カテゴリではくくれない、大きな大きな物語です。

萩尾望都さんは沢山の代表作がありますが、私は、初期だと「１１人いる」「ポーの一族」中期のバレエ漫画などが特に好きです。